砂浴のススメ

海士館松栄ではタラソテラピー効果があると言われている「砂浴」のお手伝いをさせていただいております。
お気軽にお問い合わせ下さい。

タラソテラピーとは海水や海洋性気候を使った海洋療法で古くからヨーロッパで知られる自然療法です。皆さんがよく知る死海の塩エステ、海草パックなども代表的なものですし、アルゴパック等はタラソテラピーと砂浴の双方が併用された療法といえると思います。

タラソテラピーは近代医療の中でも、その効果を認知され、保険対象の医療として確立さてれいる国も少なくありません。
海水浴もテラピーとしての効果がありますし、温浴効果をプラスして自然治癒力を高めたい時は、岩場などのくぼみで海水の温度が太陽の熱によって高められた処を見つけて入るのもいいと思います。

当然のことながら、本来海水には私たちの生命維持に必要不可欠な多くのミネラルが含まれています。
またマイナスイオンが体の機能を正常化してくれることも、タラソ、砂浴の双方に当てはまる事です。

海岸を散歩するだけで、海洋性ヨードを呼吸から、皮膚から全身で摂取することができます。たとえば、せっかく楽しみにして出かけたのに、雨なんて事もありますよね。
でも、その「なんにも出来ないじゃん!」って時間を使って、海岸近くを散歩するだけでもマイナスイオンと海洋性ヨードのシャワーを全身で浴びる事が出来るのです。

気を付けて頂きたいのは、体を冷やさないことです。
冷たい、寒いと感じてしまっては、効果が期待できません。
刺激としては良いのですが、長時間その状態だと、神経も、細胞も緊張してしまいますので、本来得たい効果を期待できないばかりでなく、緊張により、返って変調をきたすことも考えられますので。

砂浴は一日で断食一週間分の効果があるもと言われている自然療法です。
これは一昔前のふぐ中毒の治療法でもあったようです。ふぐの毒にあたった人は頭だけ出した状態で土の中に一晩うめられ、解毒させられたそうです。
ちなみに砂でも土でも砂浴をすることができます。

やり方は、腰の部分が少し深くなる様に(ボンボンベット風)穴を掘り、体を沈め、身体に砂をかけ寝ているだけ、というものです。

体内毒素排出の療法ですので、体が脈打ったり、あざのようなものがでたり一時的に自分でもびっくりするような状態になったりします。
初めての人は、体がむずむずしたり時間が長いと倦怠感がでたりすると思いますが、無理せず体験されることをおすすめします。

  1. 気温が25度以上くらいで寒さを感じない時期で乾いた砂を用いる(これけっこう重要なようです)
  2. 前日はいっていた場所には絶対に入らない(毒素が残ってます)
    (鳴き砂の浜の場合砂が鳴かなくなる位毒素が出ますので)
  3. できれば全裸(!)、もしくは天然素材の砂で汚れてもいい服や水着(出来るだけ全裸に近い感じで直接砂との接地面積が多い方がいいようです)
  4. 一日8時間を目安に入る
  5. 水分は適宜とる
  6. 初めての方は2~4時間(半日程度から始める方がいいようです)

持ち物として必要なもの

※ビーチパラソル
※日焼け止めクリーム
※スコップ
※ミネラルウォーターやお茶

あったら便利なもの

※ただ寝転んでいるのも飽きてくるのでラジオ
※手を出して(効果は減るらしい)砂浴をする人は本や雑誌
※砂をかけてくれる人(当方でお手伝いします。)

ちなみに砂風呂とは全く違うものです。 砂浴は血流をよくし、体の不純物を排出する作用があるそうです。特に腫瘍系に効果があるらしく、砂浴で子宮がん等がきえたという話をかなりよく聞きます。

また、不妊治療としても効果的という文献を目にしたことがあります。
砂浴にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。下手なエステよりいいです。

宿に来られるお客様で、印象に残ってますかたにアトピーの女性がいらっしゃいます。まだ20才そこそこで裸になることを恥じらう年代の女性が、「水着はワンピースしか持って来なかったので」といって、下着のままで砂浴をされていました。彼女の病気を何とかしようという思いが率直に感じました。2泊3日で体験される中で、初日は食欲が減少されてましたが、お帰りになるときは少し、皮膚の状態もいいとにことにほっとしました。

また、末期ガンと診断され、余命わずかと言った状態で、1週間砂浴に来られたご婦人もいらっしゃいました。来られた時は介添えがないと歩けない状態の彼女が数日間の中で、一人でトイレに行けるようになったと聞いてビックリしました。

また私の友人の男性は半日の体験的砂浴で胸の広範囲に絵の具で塗ったかの様なあざが出現し一ヶ月ほど消えなかったこともあります。

効果を約束できたりするものではありませし、個々の方によってその感じ方もそれぞれだと思いますが、自然とのつきあい方の一つとしてご紹介させていただきました。

※ 尚、人が入った後は、砂が全く鳴かなくなりますので、琴引浜では、どこでも砂浴を行っていいわけではありません。 ご自身でなされる場合にも必ず、行って良い場所をお問い合わせの上で、入っていただきますようお願い致します。

参考文献
フランスの専門医からみたタラソテラピー
「原著者 アラン・G・デレディック (訳)野村正<東北大学名誉教授>」
薬草の自然療法 「著者 東城百合子」